ちょ〜ザックリ古事記暗号解読

天地(アメツチ)の初発(ハジメ)

読み下し

天地(アメツチ)の初発(ハジメ)の時、
高天(タカマ)の原(ハラ)に成りませる神の名(ミナ)は、天(アメ)の御中主(ミナカヌシ)の神。
次に高御産巣日(タカミムスビ)の神。
次に神産巣日(カミムスビ)の神。
この三柱(ミハシラ)の神は独神(ヒトリガミ)に成りまして、身を隠したまひき。

現代語訳(従来)

この世界の一番始めの時に、高天原という場所に現れました神樣は、
名をアメノミナカヌシの神といわれました。
次にタカミムスビの神、次にカムムスビの神が現れました。
この三神はみな性別のない独り神で、やがて姿をお隠しなさいました。

言霊学的解釈

試しに古事記を内面に向けての記述と考えてみることにします。


「天地」=「心の中に現れてくるもの全て」となり
そのはじめの時とは、心の中に何かが現れようとする兆しの瞬間。

「高天の原」=「その構造が完全に理解された心の世界」?
そこに上記の瞬間が生まれたことを示す名として(神に見立てて)「天の御中主」。
「天の御中主」=「心の中心・起点」?=「中今(今、此処)の主」

これに言霊欲望?)を当てています。←幼児が最初に発声しそうな音?
「生まれる」とか「蠢(うごめ)く」の「ウ」。

※なぜ言霊「ウ」、なぜ(欲望)なのか、私のレベルではしっくりした理由は分からないので、諸センパイ方のサイトを参照してください。


「兆し」に何かの思考が加わると一瞬に「何かあるもの」(感情?)、主体と客体に分かれます。
これを示す名として主体「高御産巣日」、客体「神産巣日」。
・私と貴方
・男と女
・出発点と目的点

「カミムスビ」=「嚙んで産(ム)す霊(ヒ)」=「噛み合わさって現象(言霊・子音、後述)を生じる」
「タ」=(働きかけ側)?
「吾=わたし」「天」「明ける」の「ア」
「我=貴方の古語?」「和」「輪」の「ワ」


「独神」=「(欲望とか感情とか)互いに依存しない次元」
「身を隠し」=「心の先天構造にだけ存在する(後天的な具体性は無い)」

分かれる → 分かる

次に国稚(ワカ)く、浮かべる脂(アブラ)の如くして水母(クラゲ)なす漂へる時に、
葦牙(アシカビ)のごと萠え騰(アガ)る物に因りて成りませる神の名は、
宇摩志阿斯訶備比古遲(ウマシアシカビヒコヂ)の神。
次に天(アメ)の常立(トコタチ)の神。
この二柱(フタハシラ)の神もみな独神に成りまして、身を隠したまひき。
【上(カミ)の件(クダリ)、五柱の神は別(コト)天(アマツ)神。】

次に、大地はできたばかりで水に浮かんでいる脂のようで、クラゲのように漂っている時に、
葦が芽を吹くように活き活きと現れた神樣は、
ウマシアシカビヒコヂの神といい、次にアメノトコタチの神。
これら二神も性別のない独り神で、やがて姿を隠しました。
(以上の五神は、天上界でも特別な神樣です。)

「宇摩志・阿斯訶備・比古遲」=「霊妙な・葦の芽・音の子」=「霊妙な葦の芽のように次から次へと萌え出てくる言葉の実態」
記憶・経験そのもの)、他の記憶と連結していて次々と果てしなく関係が広がるようなモノ
「尾」「緒」の「ヲ」
「天・常・立」=「大自然が・常に・成り立つ 主体」
(記憶したり、その関連を考える主体)

次に成りませる神の名は、国の常立(トコタチ)の神。
次に豐雲野(トヨクモノ)の神。
この二柱の神も、独神に成りまして、身を隠したまひき。

「国・常・立」=「国が・常に・成り立つ ための実体」
(天ではなく国として成り立たせるためには実践智
「選ぶ」の「エ」
「豐・雲・野」=「十四(先天構造を構成している言霊の基本数、後述)・組む・分野」
(実践智による道理・道徳←言霊をどのように組んでいくかを考える分野の実体)

次に成りませる神の名は、宇比地邇(ウヒヂニ)の神。
次に妹(イモ)須比智邇(スヒヂニ)の神。
次に角杙(ツノグヒ)の神。
次に妹(イモ)活杙(イクグヒ)の神、二柱。
次に意富斗能地(オホトノヂ)の神。
次に妹(イモ)大斗乃辨(オホトノベ)の神。
次に於母陀琉(オモダル)の神。
次に妹(イモ)阿夜訶志古泥(アヤカシコネ)の神。
次に伊耶那岐(イザナギ)の神。
次に妹(イモ)伊耶那美(イザナミ)の神。

宇比地邇→
須比智邇→
角杙→
活杙→
意富斗能地→
大斗乃辨→
於母陀琉→
阿夜訶志古泥→

「伊耶・那・岐」=「いざ=去来=心・名・氣」
(「いざっ!」っと発動される創造意志
「伊耶・那・美」=「いざ=去来=心・名・身」

親音
半母音
八父音親音
母音
半母音

客体
母音

主体

「イ」は八父音に展開して、その父音が各母音・半母音を結び付けて32の現象子音を生むことになります

上の件、国の常立の神より下(シモ)、
伊耶那美(イザナミ)の神より前(サキ)を、
并(ア)はせて神世(カミヨ)七代(ナナヨ)とまをす。
上の二柱は、独神おのもおのも一代とまをす。
次に雙(ナラ)びます十神はおのもおのも二神を合はせて一代とまをす。

このクニノトコタチの神からイザナミの神までを神代七代と申します。
そのうち始めの二神は性別のない独り神でそれぞれ一代と数え、
ウヒヂニの神から以下は男女二神で一代と数えます。

島生み

(つづく)


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